研究誌『私小説研究』について
編集発行元は法政大学大学院私小説研究会です。執筆者は会員に限定せず、広く求めています。単なる研究会報告集でなく、私小説とは何かをいろいろな方面から探る研究雑誌です。日本独自の小説と言われる私小説。それを研究することで、日本文学とは何か、日本文化とは何かを追求していきます。刊行ペースは年刊で、毎年三月に発行する予定です。
研究誌『私小説研究』 創刊号 【品切】
特集は「私小説・女たちの展開」。 女性が「私」を小説でいかに描いてきたかを探る。
好評のインタビュー記事は、津島佑子氏の「「物語」と「歌」の感受性」で、特集記事の一つ。
(2003.3.31刊、全84頁、定価800円、送料180円)
特集「戦争と私小説」
特集は「戦争と私小説」。 戦争という極限状況の下、作家達がどのように〈私〉を表現してきたのかを探る。インタビューは小島信夫で、特集記事の一つ。
(2004.3.31刊、全110頁、定価800円、送料210円)
特集「私小説・その境界」
特集は「私小説・その境界」。 様々な境界で小説として現れる〈私〉を探る。インタビューは大西巨人。創刊5周年記念号として、増ページでおくる。
(2005.3.31刊、全110頁、定価800円、送料210円)
特集「大正期・私小説の氾濫」
特集は「大正期・私小説の氾濫」。 「私小説」という言葉が生まれたといわれる大正期に絞り、その正体に迫る。
(2006.3.31刊、全106頁、定価800円、送料210円)
特集は「社会派の私小説」。作家たちがいかに「私」を通して社会に迫ったかを探る。
(2007.3.31刊、全97頁、定価800円、送料210円)
特集「私小説・理論と実作」
特集は「私小説・理論と実作」。私小説について語ることと書くことの差異とは。
(2008.4.30刊、全106頁、定価800円、送料210円)
特集「アジアの〈私〉表現」
特集は「アジアの〈私〉表現」。日本にとどまらず、アジア全体から〈私〉表現を考察する。
購入手続
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〒162‐0843 東京都新宿区市谷田町2‐15‐2 法政大学大学院棟F 日本文学専攻室内
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